こんにちは!テーブルコーデです🌸
2024年12月某日、私たちはとある実験をしてきました!
施設の食事提供方法は多岐にわたります。
そのうち、温冷配膳車を利用して配膳するパターンもしばしば。
レンタルにご興味をお持ちの方からよくご質問を頂くのが、
「磁器食器って、温冷配膳車に入れてると提供直後は食器が熱すぎて持てないんじゃない?」
「磁器食器は熱の伝導率が高くてすぐに食材が冷たくなっちゃいそうなイメージ…大丈夫?」
などなど…
確かに、電子レンジで温めた直後や茶碗蒸しを作った後は食器の表面温度が上がり、
手で持てないと感じることありますよね。
そこで、実際に温冷配膳車に磁器食器を入れ、
加熱直後から提供までの10分間の温度の推移を計測する実験を行いました!
温める食器は、食事の際手に取って召し上がることの多い飯碗で調査しました✨
★実験の方法
①温冷配膳車用メラミン飯碗とPP蓋を付けた磁器の飯碗(レンタル品)にそれぞれ温めた白米を160g入れ、蓋をした時の表面温度を計測。
②65℃に設定した温冷配膳車の庫内に入れ、20分温め。
③加熱20分で取り出し、取り出し直後の食器の表面温度を計測。
④その後5分経過、10分経過で食器の表面温度を計測し、記録。
※併せて、中のご飯の温度も測りました。
←磁器食器 メラミン食器→



【実験結果】
まずは温め前の各食器の温度について。温めたご飯を入れただけの食器の表面温度は磁器34℃、メラミン38℃でした。
温め直後。メラミン食器と比べて熱伝導性の高い磁器食器は加熱直後の温度が高く、素手で持つと少し熱い、と感じるような温度でした。
一方メラミンは少し熱さは感じるものの、素手で触っても問題のない温度となりました。
←磁器食器 メラミン食器→ ←磁器食器 メラミン食器→


取り出してから5分後の結果はこちら!
←磁器食器 メラミン食器→ ←磁器食器 メラミン食器→


磁器食器もメラミン食器も温度が下がり、人肌程度の温かさとなりました。
温冷配膳車から取り出した後、配膳が完了、利用者のお手元に届く時間は約5分程度とすると、
どちらもちょうどよい温度で配膳が可能となります。
ちなみに5分後の中身の温度は以下の通り、磁器52℃、メラミン46℃となりました!
磁器食器の方が保温性も高く、温かいご飯をお召し上がりいただける結果となりました🍚
←磁器食器 メラミン食器→ ←磁器食器 メラミン食器→


取り出してから10分後の食器の温度は以下の通り。
食器の温度は磁器食器もメラミン食器も同じ、38℃を計測しました。
10分後もほんのり温かく、誰でも手に取って頂ける温度となりました。
←磁器食器 メラミン食器→ ←磁器食器 メラミン食器→


また、同様に中のご飯の温度も計測したところ…
磁器食器は49℃、メラミン食器は46℃と10分経過しても磁器食器の方が温かい結果となりました✨
←磁器食器 メラミン食器→ ←磁器食器 メラミン食器→


温冷配膳車を使うことで、利用者様に出来立てのようなお食事が提供できます。
さらに食事提供の感動を大きく・満足度をより高くするために、磁器食器を交えての食卓をおすすめ🌸
「温冷配膳車だから磁器食器が使えない…」と思わず、一部の商品だけでも磁器食器を導入してみるのはいかがでしょうか?
レンタル食器だと、存在感のあるメイン皿3点と飯碗のセットで提供しています🎶
組み合わせてお使いいただけるメラミンシリーズは、電子カタログをご覧ください😆